乳管開通方法、時期乳管開通は、妊娠中から出来ていると、おっぱいのトラブルも少なくてすみます。この乳管開通は、授乳中であればいつでも必要になることが多いのですが、 まず始めは、出産直前後に必要になってきます。 今のママたちのおっぱいは、乳頭の形が理想的な形をしていないことが多いことは、先にお話しましたね。 これが問題なのです。 乳頭が意気地ないがために、母乳育児がうまくいかなかったということが、実に多いんです。 反対に、乳首がちゃんとしていれば、母乳育児は意外と上手くいっちゃうもんです。 特に、乳頚部の伸びにくいおっぱいの場合、乳管洞付近がつまりやすい。 ひっついて、おっぱいから離れない乳首の場合は、乳頭も硬く、亀裂も出来やすい状態です。 ママの乳首が硬いと、赤ちゃんに触れられるだけでも悲鳴です。 お産後数日目くらいになると、おっぱいは次第に張ってくる。詰まっているものを取り除いてあげないと、状況は悪化するばかりです。 こうならないためには、早くから乳管開通を試みておくといいですね。 まずは、いつお産をしても良い時期になったら、(37週以降)積極的に どんどんやってみましょう。 私は、よく陣痛室の産婦さんに、これをお勧めしています。 入院はしたものの、陣痛がおさまってしまい、(でも退院はできないような時)お暇そうなプレママには、「これをやってみてね」とね。 多少お腹が張ってくる、乳管開通ができる、2つのメリットがあります。 でも、これでどんどん陣痛が・・・なんていうことはあまりないですけれどね(笑) 次の要領でつまみ出し、詰まっている乳カスなどを取り除いて、乳管を開通させてあげます。 ゆっくり根元に指を押し込むようにして、そのままつまみ出すようにします。 それをいろいろな方向からやってみます。 ごりごりしごいたり、乱暴につまんだりはしない。 特に、ひっついて乳頭が伸びにくい時には、左右両方の親指か人差し指で乳頭をはさみ、伸ばすようにします。 次に5本の指を奥に入れ込み、つまみ、外に向かってこよりをよるようにします。(中の乳管をバラバラにするつもりで)そうすることで、中のつまりをとってあげます。 急いでやらず、ゆっくり丁寧に行います。 お産後に、助産師がいる場合は、乳房マッサージを依頼しましょう。 ただし!!!です。 痛い手技の時には、きっぱりお断りしていいですよ。 「痛いのは当たり前、がまん、がまん!!!!!」 こんなふうな感じでやられたことのある方も多いはず(TT) わが病院でも。。。。。。。 「おっぱい見せてくださいね」 なんて病室に伺うと、なんだかママの体がこわばっているんですね。 私にはすぐに分かります。 「おっぱいを痛くされる!と恐怖なんでしょう?」とお聞きすると、図星。 そう、みんなおっぱいマッサージは痛いもの、という既成概念があるんですよね。 本来、おっぱいに優しいマッサージは痛くありません。 痛みを伴うマッサージは、おっぱいにとってはよくないことです。 ましてや、張り始めのおっぱいはどこを触られても痛いものです。 デリケートなんですね。 ちょっとの変な刺激で、余計に張ってしまったということもあるくらいです。 おっぱいは、痛くない程度の加減で、処理してくださいね。 助産師が痛いマッサージをするんだったら、 断って、自分でなさったほうが絶対にいいです。 妊娠中からやっていれば、乳管開通くらいは出来ないことないですよ。 早期から乳管開通させておくことは、母乳育児成功のキーポイントです。 ちなみに、私は乳房マッサージ大好き人間です。 痛くないマッサージには、ちょっと自信があります。 なんちゃって(=^^=)p ジャンル別一覧
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